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私の作品の素材である板ガラスは、普段は建物の窓や家具などに使用される建材用のもので、それらを重ね接着することにより一つの塊を作り出し、それを削って磨き上げる技法を用いて作品制作をしています。
モチーフとなるものは、日常に在する水や、ぷるり、ぐにゃりとした有機的な形が多く、生命を感じさせる形状に心惹かれます。古井戸に溜まった水、浴室の天井の雫、息子が遊んでいるスライム、スプーンで掬ったゼリー、大きなプールの中で歩きながらかき分けた水面の揺らぎなど、、、枚挙に暇がありませんが気になるものは沢山あります。
溶けていないもの(板ガラスになっている素材という意味で)から溶けているように見えるものを作ることで生まれる違和感や矛盾を楽しんでもらえる事を目指しています。
1977 茨城県生まれ
2000 倉敷芸術科学大学 芸術学部工芸学科卒業
・近年の活動・
2015 数多の祭り~神社×美術~/常陸國總社宮
2017 個展「新世代への視点2017」/銀座・GALERIE SOL
2017 TAMAVIVANTⅡ2017/多摩美術大学・パルテノン多摩
2019 間の祭り/常陸國總社宮
2021 常陽銀行本店ウィンドウ展示
2023 茨城県芸術祭美術展覧会 工芸美術部門 板谷波山賞受賞
2024 「槙野さやか ガラス造形展」/常陽史料館
2025 茨城工芸美術展/水戸京成百貨店 第95回記念賞受賞
2025 個展「a lot of puddles」/銀座・GALERIE SOL
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